Special Grade Curses
人間の負の感情から生まれ、現実を歪める力を操り世界を変革しようとする悪意ある霊的存在。
『呪術廻戦』の世界において、特級呪霊とは人間に害をなす悪意ある霊的存在であり、しばしば日本の伝統的な民間伝承に登場する怨霊や幽霊、妖怪を思わせるグロテスクな怪物として具現化する。これらは、ほとんどの人間が制御できない負の感情から流れ出る、制御不能な呪力の蓄積から生まれる。下級の呪霊とは異なり、これらの存在は洗練された呪力を有し、個体ごとに固有の特殊能力である呪術操縦や、術式が大幅に強化され必中となる異空間を創り出す高度な領域展開を行使できる。
Quick Facts
- Origin
- Human Curses (Negative Emotions)
背景と経緯
『呪術廻戦』では、すべての生物は負の感情から呪力を発している。ほとんどの人間はこの力を無意識に放出しており、その蓄積が呪霊を生み出す。特級呪霊は、そうした存在の中でも最強クラスに位置する。夏油傑(後に、夏油の遺体に宿った古代の術師・羂索であることが判明)に率いられた知性ある呪霊たちの集団は、自らの理想に従って呪術を改革するため、五条悟の封印を皮切りに緻密な襲撃計画を練る。この集団には、魂を操る呪霊・真人、火の呪霊・漏瑚、自然の呪霊・花御が含まれる。これらの呪霊は無分別ではなく、明確な個性と目的を持つ。真人は人間をグロテスクな進化のための素材と見なし、漏瑚と花御は現代文明に対して原始的な怒りを抱く。彼らの力は単なるエネルギー出力を超え、魂の操作、マグマの噴出、空間の歪曲といった物理法則を無視する術式を発現する。古代の術師・羂索はこれらの呪霊を指揮し、後に真人を吸収する。
読者ガイド
特級呪霊は、存在する非人間的な存在の中で最も致命的である。これらの存在は自己認識を持ち、そのうちのいくつかは人類の絶滅を目指している。動機は、花御の人間の残酷さから地球を回復させたいという願いから、真人の人間への憎悪まで様々だが、いずれも同じ結末を指し示す。古代の術師・羂索は彼らを自身の計画、とりわけ渋谷事変に引き込む。作中で名前が挙げられている特級呪霊には、真人、漏瑚、花御、陀艮、黒沐死、そして怨念の呪霊・祈本里香がいる。